ゴルフを始めたばかりで基本が知りたい初心者の人、上達に行き詰まっている人、人に教えてあげたいという皆さんのご参考になればと思い、アドレスからフィニッシュまでの一連の動作のチェックポイントを、全7回に分けて掲載していきます。
今回は第7回のフォロースルー編です。
第1回 | アドレス編 |
第2回 | テイクバック編 |
第3回 | トップ編 |
第4回 | ダウンスイング編 |
第5回 | インパクト編 |
第6回 | フォロー編 |
第7回 | フィニッシュ編 |
左足のつま先を開いて綺麗なフィニッシュをとる
第1回アドレス編でもお伝えしましたが、アドレスでは左足のつま先を開いておきます。
これはフォロースルーで振り抜きをよくするため、と言いましたが、もう一つ、フィニッシュでバランス良く立つためでもあります。
やってみてもらうと分かりますが、左足のつま先を開かず、スタンスに直角にすると、フィニッシュで振り抜きも悪くなり、フィニッシュの形でピタッと止まり続けることも難しくないでしょうか?
左足のつま先をボール1個分程度開くと、フィニッシュでの回転もしっかりでき、フィニッシュの形でかっこよくピタッと静止することが格段にやりやすくなります。
左足のつま先を開いて、バランスの良いピタッと止まれるフィニッシュを取りましょう。
フィニッシュでよろける原因
フィニッシュがピタッと止まれるように取れているかどうかで、スイングが正しく出来ているかが分かります。
フィニッシュでよろけてしまうのは、スイングに力みがあるからです。力みのあるスイングの時は、フィニッシュで止まることができません。バランスが悪くどこか気持ちの悪いフィニッシュになってしまいます。
素振りでいいです。力を抜いて気持ちよく振るとよろけることはないと思います。
飛ばしてやろうと思いきり振りたくなってしまいますが、決してよろけるほど振ってはいけません。
腕・肩の力を抜いて、全力で気持ちよく振ってみて下さい。
フィニッシュがピタッと決まり、飛距離も出るはずです!
かっこいいフィニッシュの取り方
スコアには直結しませんが、やはりかっこいいフィニッシュにはあこがれますよね。
どうするとかっこよく見えるのかお話ししてみたいと思います。
クラブを肩の高さに振り抜いてフィニッシュでピタッと止まることは、割とすぐに誰でもできるようになると思います。
実はこの止まってからの所作がかっこよく見せるためのポイントです。
ここからすぐにティーを探し回ったり、クラブを片付けに行ってしまうところですが、次の動作を入れてみてください。
①フィニッシュでピタッと3秒止まる
②肩の高さに振り抜いたクラブをクラブヘッドの方を上に向けたまま、手元を左の腰の位置に持ってきて、ボールが落ちて止まるまで見続ける。
これだけでとてもスマートでかっこよく、落ち着いて見えます。
出来る人はこのあとに、クラブをストンと手元に落とせると、もっとかっこいいですね。クラブを落とす時にクルクルッと回しながら落とせるとベストです!
まとめ
フィニッシュはスイングの最後の最後になるわけですが、ここでしっかりとかっこよく決めたいですよね。いくらナイスショットでも、結果が全てという人もいるかもしれませんが、フィニッシュが決まっている方が、なお良いです!
練習すればすぐに誰でもできるので、かっこいいフィニッシュでナイスショットを決めちゃいましょう!