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ゴルフスイングの基本|第2回テイクバック編|始動・ヘッドの動かし方・フェース面

ゴルフを始めたばかりで基本が知りたい初心者の人、上達に行き詰まっている人、人に教えてあげたいという皆さんのご参考になればと思い、アドレスからフィニッシュまでの一連の動作のチェックポイントを、全7回に分けて掲載していきます。

 

今回は第2回のテイクバック編です。

第1回アドレス編
第2回テイクバック編
第3回トップ編
第4回ダウンスイング編
第5回インパクト編
第6回フォロー編
第7回フィニッシュ編
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テイクバックの始動の仕方

テイクバックの始動は主に3タイプに分かれます。

①クラブヘッドから動かす

②手元(グリップ)から動かす

③左肩から動かす

 

どれが正しいとも間違っているともありません。下記のような特徴があるので、ご自身に合うテイクバックの始動方法を取ってみてください。

 

①はコックが早めに入るので、パワーのある人、ダウンブローに打ちたい人、テイクバックが早めのに向いています。ヒッタータイプに多いです。

②は力を抜いて振りたい人に向いています。手や肩の力を抜いて、下半身を使ってテイクバックできます。体打ちのスインガータイプに合います。

③はクラブも手元も固定されたまま、左肩を右に押し込むように上げていきます。体の柔らかい人が深い捻転を使って、スイングすることができます。一番自然なテイクバックに見えるので、綺麗なスイングの人に多いです。

 

テイクバックではヘッドを真っ直ぐ引く

クラブヘッドは飛球線後方に、低く長く真っ直ぐ引きます。決してすぐにインサイドに引いたり、上に上げようとしないで下さい。

 

真っ直ぐに引くための効果的なドリルは、水を入れたペットボトルをアドレスしたヘッドのすぐ後ろに倒して置き、底側をヘッド側にして飛球線後方に平行にセットし、そのペットボトルを飛球線後方に真っ直ぐ押す練習をします。

 

ペットボトルが飛球線後方から外れないように、ヘッドを低く長く動かすことがポイントです。

 

真っ直ぐ引けていないと、ペットボトルはすぐに回転してしまいます。できるだけ回転しないように引くことがポイントです。

 

低く長く引くことで、大きなテイクバックとなり、スイングの円が大きくなるので、飛距離アップにも繋がります。

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【重要!】テイクバックでクラブを腰の位置まで上げた時のチェックポイント

クラブが腰の位置まで上がったら、フェース面が前傾姿勢と同じ角度になっていることを確認して下さい。つまりフェースがやや下を向くようにします。

フェース面が地面と垂直ではフェースが開いていることになります。このままテイクバックして打つと、インパクトで開いたままなのでスライスが出てしまいます。

スライスが出ている人はここをチェックしてみてください。

 

イメージとしては、フェースがボールを向き続けたままテイクバックする感じです。これで前傾姿勢と同じ角度を作ることができます。

 

まとめ

アドレスが完璧にできているのに、ここでミスを誘発する動きをしては台無しです。

 

ここでのチェックポイントは、

①始動

②低く長く真っ直ぐ引く

③フェースの向き

の3つですが、分かりやすいチェックポイントですので、クリアできるように練習してみてください。