ゴルフを始めたばかりで基本が知りたい初心者の人、上達に行き詰まっている人、人に教えてあげたいという皆さんのご参考になればと思い、アドレスからフィニッシュまでの一連の動作のチェックポイントを、全7回に分けて掲載していきます。
今回は第3回のトップ編です。
第1回 | アドレス編 |
第2回 | テイクバック編 |
第3回 | トップ編 |
第4回 | ダウンスイング編 |
第5回 | インパクト編 |
第6回 | フォロー編 |
第7回 | フィニッシュ編 |
トップでの手首・肘の角度
右手はお盆を乗せているように手のひらを真上に向けているのが理想です。この時、右肘の角度は90度になります。
右脇を締めすぎても、開きすぎてもミスショットの原因になってしまいます。
締めすぎは、まず飛距離が出ません。スイングの円が小さくなるからです。
開きすぎは、クラブの軌道やトップの位置が安定しないので、ダフリ・トップ・スライス・フック、すべてのミスが出やすくなります。
次に、左手は右手のひらに乗せるようにします。決して左手首にシワが出来るほど、甲側に手首を折らないように気をつけて下さい。スライスの原因になります。
トップでのフェースの向き
20度~30度程度下を向くくらいに収めます。
空を向く程フェースがかぶることになるので、フックが出やすくなり、下を向く程フェースが開くことになるので、スライスが出やすくなります。フックやスライスに悩んでいる人は、ここもチェックしてみましょう。
トップでのシャフトの向き
シャフトはトップで飛球線と平行になるのが基本です。
飛球線からヘッドが右側に外れるとオーバースイングになりやすくなり、トップやダフリなどいろんなミスを誘発してしまします。
飛球線からヘッドが左側に外れることをレイドオフと言いますが、こちらになるのは極端すぎなければあまり問題ではありません。
まとめ
アドレスとテイクバックが正しく行われていれば、トップは流れで勝手にできるものなので、そんなに気にするポイントではありませんが、チェックポイントととして一度、出来ているか確認はしてみてると良いと思います。
次回、切り返しからまた大事なポイントが出てきますのでお楽しみに!