ツアーADの大ファンで、これまでたくさんのシャフトを使ってきました。
最低半年、長くて3年以上所有し、実際に練習やラウンドで使用した感想をご紹介します。
今回の評価対象は、次の7本です。
- MD6S
- PT6S
- DI6S
- GT6S
- BB6S
- MT6S
- XC6S(追記2020.7.31)
同じ種類でも重さとフレックスによって全く別のシャフトに感じることがあるので、ここではあえて重さとフレックスを限定しています。
シャフト選びのご参考になれば嬉しいです☆
【MD6S】
全くと言っていいほどクセがなく、振り心地のいいシャフトです。
少し柔らかく感じますが、しなりを使えてヘッドがどこにあるかが分かりやすいです。
タイミングも非常に取りやすいです。
この中で発売が一番古いシャフトですが、私も長く愛用しました。
中々手に入れるのは難しいですが、一度は試してみてもらいたいシャフトの一つです。
【PT6S】
中調子でこちらもクセがありません。
今はカラーが一新されています。
全体がきれいにアーチを描いて、しなってくれる感じがあり、捕まりも良く、強い弾道で飛距離の出るシャフトです。
とても振り心地がよく、MDの挙動によく似ています。
目をつぶって渡されたらどっちがどっちかわからないかもしれません。
プロの使用率も高く、石川遼プロや上田桃子プロも使用しています。
【DI6S】
この中では一番硬く感じるシャフトです。
低弾道になりやすいため、高くふき上がってしまう方におすすめです。
また、元寄りの調子のシャフトで、ヘッドが暴れにくいため、スライスばかり出るとかフックばかり出るのではなく、とにかく球が左右にばらつきやすい方にもぴったりです。
方向性が安定してOBが一番出にくかったシャフトです。
元寄り調子のため、フェアウェイウッド用としても好まれ、地面の球をシャフトが上手に拾ってくれます。
【GT6S】
先寄りの調子のシャフトで、飛距離性能に特化しています。
少し硬めに感じますが、弾道は高いです。
もう少し飛距離が欲しい方や、ゴルフを始めたばかりで球がうまく捕まらない・上がらない、といった方におすすめです。
【BB6S】
元寄りの調子のシャフトで、挙動がDI6Sに非常によく似ています。
硬めで弾道も低めです。
DI6Sよりは柔らかく振りやすいので、DI6Sがしんどい人に丁度いいシャフトだと思います。
アイアンのスチールシャフトで、ダイナミックゴールドがしんどい人がNSのmodusを使うみたいな感じです。
元寄り調子のため、フェアウェイウッドに使う人が多いようです。(私もFWに使っています)
XCとの相性が抜群なので、ドライバーをXC、フェアウェイウッドをBBといった組み合わせもおすすめです。
【MT6S】
先寄りと元寄りの両方でしなるダブルキックと言われていますが、先のしなりが結構効いていて、私には暴れるように感じました。
暴れるのを嫌がってスイングが崩れ、セカンドショットにも影響が出ていました。
このあとにMD6Sにしましたが、ピタッとOBがなくなりました。
しかし当たれば飛距離はこの中で一番飛んでいました。
先寄り調子が好きな方で叩きにいきたい方はタイミングが合わせられるのではないかと思いますが、もしタイミングが合えば最高のシャフトになるはずです。
【XC6S】
元調子が好きな方は是非試して欲しい逸品です。
ツアーADの中では一番捕まりにくく、低い弾道に位置されていますが、ゆっくりテイクバックを取る方、切り返しで間のある方には、走り感もあり、捕まりもよく、球筋も中弾道のちょうど良い球が出ます。
私もそのタイプですが、ストレートかちょうどいいドローが出ています。
元から中が全体的にしなるので非常にタイミングが取りやすいです。
私の今(2020年7月現在)のエースシャフトです。
思い切り叩けるので、飛距離にも満足しています。
シャフトが決まったら自分でリシャフトしてみませんか?
まとめ
スイングのタイプによってもちろん違いますが、
ヘッドスピード44m/s テイクバックゆったりめ スインガータイプ 元調子が合う
という特徴の私では次の順番の評価結果となりました。自分に合う順です。
同じタイプの方は是非ご参考にしてもらえればと思います。
又は、全く逆のタイプの方はこの順番を逆に見てもらえればいいかもしれません。
今日も最後まで見て下さりありがとうございました m(_ _)m