前々からやってみたかったことの一つをついに実行に移しました。
リシャフトです。
と言ってもタイトリスト913Hdはカチャカチャのタイプなので、シャフトにスリーブを取り付けるだけの作業です。
アイアンのリシャフトを自分でやってみたら意外に簡単でした(シャフト抜き機不要)
タイトリスト913Hdのリシャフト|ダイナミックゴールドからNSPro Hybridへ
18度にはダイナミックゴールドSL、23度にはS200がついているのですが、最近、肩を痛めてしまい、重いのが辛くなってきたので、軽めにしたいと考え、S200と挙動が似ているという評判の【 NSPro Hybrid 】を選びました。
重量フローを考慮し、18度には100Sを、23度には110Sをつけることにしました。
スリーブ取り付けのための準備
ネットで下記のものを購入しました。
【シャフト(NSPro Hybrid 100S、110S)】
【グリップ(M60R2本)】
※Rはラウンドの略でバックラインなしを意味します
【スリーブ(タイトリストH・d用)】
【スペーサ】
次に下記のものを購入しました。
(ホームセンターでも購入できます)
【アクリル系接着剤】
【除光液(マニキュア剥がし)】
【紙やすり80番】
あと、100均でパイプカッターを購入しました。
【パイプカッター】

しかしながら、100均のものは綺麗に切れないし、すぐダメになったので、この先たくさんリシャフトをやる予定であれば、しっかりとしたもの↓↓を購入することをおススメします。
スリーブの取り付け作業
道具と材料が揃った所で、作業開始です。
日本シャフトのホームページの Other>トリミングサイズ のページに、チップ(シャフトの先端側)のカットサイズが掲載されていたので、その指示にしたがって、カットしました。
18度は2U相当と判断し、
NSPro Hybrid-100Sは0インチ(カットなし)
23度は4U相当と判断し、
NSPro Hybrid-110Sは1インチカットしました。
100均で買ったパイプカッターを使って、

NSPro Hybrid-110Sを1インチ(2.54センチ)切断!

スリーブに切断したシャフトの切れっ端を挿してみた写真ですが、これだけの隙間があります。

シャフト外径が9.0mm、スリーブの内径が9.5mmなので、0.5mmの隙間です。
少しの隙間ならグラスビーズを使うらしいのですが、ここまでの隙間があっては強度が不十分になりそうなので、スペーサを使って、これを埋めます。
スリーブとソケットをシャフトに仮挿しして、マスキングテープで印をします。


そして、マスキングテープまでのシャフト、スリーブ内、スペーサにヤスリをかけ、除光液でよく拭き取り、接着剤をつけます。

接着剤をつけるのに素早い処理が必要なので、写真は省略させてもらいました。
スリーブの取り付け完了です。

今度はバット(シャフトの終端側)カットです。今使っているダイナミックゴールドのシャフトに合わせてサイズを決め、カットしました。

そして最後にグリップの取り付けです。
完成しました!

18度の方は、
ダイナミックゴールドSL
→ NSProHybird-S100:5gの軽量化
23度の方は、
ダイナミックゴールドS200
→ NSProHybrid-S110:12gの軽量化
となりました。
さてちゃんと使えたのでしょうか・・
練習場で事故があってはいけません。
まずは庭の鳥かごでそれぞれのクラブで100球ほど打ってみました。
びくともしません。全く問題ないようです☆
それから、2回ほど練習場に行ってそれぞれのクラブで1回100球ほど打ちましたがそれでも全く問題ありませんでした。
成功のようです♪
クラブの性能としても振り心地がよく、何より疲れません。軽くなった分ヘッドスピードが上がっているのでしょうか、飛距離も前より明らかに飛んでいます。
ですが軽くなると今度は軌道が安定しなくなり、左右のばらつきがあります。軽いからと言って手で振り過ぎないように、重さに慣れて体でスイングするよう練習していかないといけません。
まとめ
スリーブひとつとってもいろんな種類があることが分かったり、クラブについてとっても勉強になりました。
今後のゴルフの幅もすごく広がっていく気がして、リシャフトが安く上がる以上の価値があると思います。
これで今後は気軽にシャフト交換ができます。