全3回でお送りしている「PINGG400UTをカーボンからスチールへ自分でリシャフト」の今回第3回は【調整・シャフト装着編】です。
前回第2回でシャフトを抜きましたが、今回は仕上がりのバランスや総重量、長さを決めて、そのスペックで完成するように組み立てていきます。
では早速作業の続きをやりましょう!
バランス、総重量を調整する
まずは、仕上りのバランスと総重量を決めて調整していきます。
私が使用しているバランス計はこちらです。
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では、早速計測していきます!
グリップ交換で切り裂いて抜いた使い古しのグリップを、スチールシャフトに被せて仮りグリップとして装着し、ヘッドも接着剤などは付けずそのまま挿して仮り付けの状態で計測します。
使い古しのグリップは、実際に装着するゴルフプライドベルベットラバー360と同じ50gのものです。重量が違うと正しい計測値にならないので、仮付けのグリップは同じ重量のグリップにします。
さて、計測結果は・・・
C8でした!
C8では軽すぎますね。D1~2くらいにしたいです。
鉛をシャフトの先端くらいになる位置のネック部分に乗せて、D1に仕上げるには何g足さないといけないか調べます。
結果は、6gでした。
こちらはシャフトの先の穴に差し込む、バランス調整用の鉛です。
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6gの鉛をシャフトに挿して、調整します。一番下の釘の頭のような箇所が1gなので、6の数字のセルの真ん中でカットすれば6gになります。
自分でゴルフクラブをリシャフトする時のバランス調整方法
カットした6gの鉛を下のようにスチールシャフトの先に挿し、さらにヘッドを挿して、計測してみます。
D1になりました!
これで仕上げていくことにします!
スチールシャフトにグリップを装着する
今回使うグリップはこちらです。
ゴルフプライドベルベットラバー360
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ヘッドにシャフトを装着する
まず、ソケットをシャフトに通します。
接着剤を用意します。
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このくらいづつ出します。足らないと後で後悔するので少し多めに作ります。
2液をしっかり混ぜます。
先程の鉛を接着剤をつけて、シャフトに挿します。
今度は、ゴルフのティーなどに接着剤を付けて、
ホーゼル内に塗ります。
次はシャフト側に塗って、ヘッドに挿します。
はみ出した余分な接着剤を、ティッシュペーパーなどでふき取ります。
シャフトのロゴの向きを気にされる方は、ここで調整しておきます。
半日もすれば乾きますが、念のため一晩置きましょう。
乾かしている間は指一本触れないでください^^;
一晩置いたら完成です!
仕上り確認(長さ、バランス、総重量を確認する)
仕上り結果は予定通り、
- 長さ:39.25インチ
- バランス:D1
- 総重量:383g
となりました。
まとめ
全3回に渡ってお送りさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
長時間読んで頂きありがとうございました☆
さて、完成したPINGのG400ユーティリティ4番を持って、このクラブの持ち主である知人と一緒に練習場に行き、打ってもらいました。
ナイスショットの連発で、とっても喜んでもらえました^^/
そして、今度は
- G400のフェアウェイウッド5番
- G425のユーティリティ3番
も同じように軽いので、重量アップのシャフトにリシャフトすることになりました。また喜んでもらえるようにリシャフト頑張りたいと思います。