以前、注射器(化粧品用スポイト)を使ってグリップを抜く方法をご紹介させて頂きましたが、今回は専用のグリップリムーバーを使って抜く方法です。
注射器で抜く方法についてはこちらをご覧ください↓↓
ゴルフグリップを抜いて再利用|注射器(化粧品用スポイト)でスルッと抜く方法
本ページの最後には「注射器で抜く方法」と「リムーバーで抜く方法」のそれぞれのメリットもご紹介しています。
ご自身に合った方法を選択されて下さい。
今回グリップ交換するのは・・
タイトリストボーケイウェッジのグリップです。
こんなにテカテカです。↓↓
滑りやすくなってしまったので交換します。
BVのロゴがかっこいいし、なんとなくもったいないので切らずに抜くことにしました。
グリップリムーバーのご紹介
こちらがグリップリムーバーです。
ハンドルがT字になっているので、持ちやすく使いやすいです。
押し込んでいく部分には溝が入っていて、溶液が流れ込みやすい構造になっています。
グリップリムーバーでのグリップの抜き方(準備するもの)
グリップを抜くために必要なものはこの3つです。
①グリップリムーバー
②グリップ交換溶液(ゴルフショップなどによくあるもので結構です)
③スプレーのノズル単品(ノズル部10cm)
溶液に標準でついているノズルではリムーバーとシャフトの隙間に溶液を入れるのが難しいため、これがあると作業がとてもしやすいです。
ホームセンターにも売っています。
10cmなくても隙間に流し込みやすい長さであればいいです。
グリップリムーバーでのグリップの抜き方(作業手順)
グリップの端を少しめくり、リムーバーを2cm程度差し込みます。
グリップ交換溶液のノズルを長いものに交換します。
↓↓
しっかり差し込もうとすると溶液がでてしまいもったいないので、半差しくらいで大丈夫です。
リムーバーとシャフトの隙間に溶液を流し込みます。
両面テープの粘着が剥がれてくるので、ぐりぐりとリムーバーを押し込んでいきます。
↓グリップの半分まで入ったところ
グリップの端まで入れます。
次に溶液を足しながら、リムーバーをシャフトに沿って回転させます。
グリップとシャフトの粘着をリムーバーを使って、ぐるっと一周 剥がす感じです。
足す量は多い方が回しやすいです。
粘着が一周全て剥がれたらリムーバーを抜き、グリップを手で抜いていきます。
手で抜くのが難しいようであれば、リムーバーをもう一度挿し、シャフトに沿って回しながら、グリップを押すようにすると抜けていきます。
グリップ溶液を足しながら行うと、抜けやすいです。
グリップが抜けました。
シャフトに残った両面テープを剥がしました。
両面テープの材質や劣化具合によって、シャフトへのテープの残り方に差が出ます。
グリップ内に残ることも多々あります。
グリップ内に残った時は底の小さな穴をふさいで溶液を流し込み、リムーバーを使って可能な限り掻き出しましょう。
再利用するためには出来るだけテープが残らない方がいいです。
再利用するときにグリップにシャフトを通すと、グリップの底に剥がし損ねたテープのカスが溜まって、長さが微妙に長くなってしまったり、太さが変わってしまうことがあります。
グリップを抜いたら、シャフトとリムーバーが、溶液で溶けた両面テープの粘着でベトベトになるので、また溶液をかけてキッチンペーパーなどでベトベトを拭きとっておきましょう。
注射器による方法とリムーバーによる方法のそれぞれのメリット
●注射器のメリット
・両面テープがグリップ内に残りにくい
・新たに購入するものは100均の注射器のみ
●リムーバーのメリット
・作業時間が早い(注射器の半分くらい)
・溶液を使う量が少なく済む
まとめ
いかがでしたでしょうか?
グリップでゴルフクラブは全く別のものになるので、いろいろと試されたいことがあると思います。
パターとか特にそうですよね。
グリップを切らないで再利用できるように抜くことができれば、気軽にグリップ交換できるので、是非これらの方法を試されてみてください。
この記事がお役に立てば幸いです☆