あるラウンドでのパットの時、
いつもボールの線にラインを合わせてるけど
線が合ってるか気になってしまうと 距離感が全然合わないな
とふと思いました。
私はボールにマジックで線を入れて、そのラインに合わせてパットをしていました。
みなさんも目にしたことがあると思います。この線引き器を使ってボールにラインを入れていました。
パット数が減ったという人はたくさんいると思います。
ですが私はどうもこの線をターゲットに向かって合わせると、構えた時にその線とターゲット方向が合っていないような違和感を覚えることが多々あり、その時には、「でもまた合わせ直していたら時間をとってしまうし・・・いいや、このまま打ってしまおう!」
などと考えながら打つので、結果は大ショートや大オーバー @o@
そんなことがありながら、「ラインの後ろから合わせているのだからボールの線の方が正しい」と、線を信じて打つことを課題にして続けていました。
(参考)アドレスの前後でラインが違う!ゴルフのパットでラインの見え方が変わる理由
とはいえ、方向に違和感を感じながら線の方を信じて打つと、やはりどこか不安を感じているのか、距離の方が合いません。
逆に、線を気にせず構えた時の感覚の方向に打つと入ったりします。
どうしたらいいのか・・悩んでいました(´Д`)
そんなある日、パットの練習をしていると、「練習の時にはいちいち線を合わせていないし、 合わせない方が気持ちが楽に打てる」と分かり、 今度は逆にいちいち線を合わせるようにしてみると・・やっぱり線が気になった時には合いません。
ゴルフボールの線を合わせるのをやめてみた
「もういっそのこと、ラウンドの時も線を合わせるのをやめてみよう」と決めました。
次のラウンドで、早速ボールの線を合わせずにパットしてみました。
それまで3パットは1ラウンドで必ず2回くらいありましたが、この日はゼロ。1パットが7回で29パットは、自己ベストです。
パットもすごく気持ちよく楽にでき、ストローク中も距離にだけ集中できるので、タッチがピッタリでした(#^^#)
ストローク中 意識できるのは一つだけ
結局、線があることで方向を必要以上に意識しすぎてしまうようです。
本当は線が気を楽にしてくれるはずなのですが、アドレスしてカップを見た時にその線と自分の感覚に違和感を感じてしまうと、「線通りに・・線通りに・・」と意識が全て方向に集中してしまいます。
その結果、距離はノー感です。
つまり、方向と距離の2つのことを同時に気にすることができないので、距離感のイメージが湧いても、線に違和感を感じた時に、方向に意識をもっていかれて、距離感が飛んでしまう訳です(゜o゜)
引く線の本数を減らしたらどうかとか、ボールに最初から入っているターゲットマーク
↓これ
に合わせてはどうかといったこともやってみましたが、線があること自体が私には良くないようです。
そしてボールのロゴもターゲットマークも何も書かれていない面が上になるように、ボールを置くことにしました。
線の代わりにどうやって方向を出すか
では代わりにどうやって方向をだすのかというと、まずラインを決めたらアドレスして、ボールを上から見たら、ボールからカップまでのラインを目でなぞって、そのラインに乗せるように、感覚だけに頼って打ちます。
” 打つ”というより、”ラインに乗せるように転がす”という意識です。
これで、方向は「ラインに乗せる」ということに置き換えて、「ラインに乗せてカップに届かせる」という一つのことに集中することで、方向も距離も今までになく合うようになりました。
ボールの線と、アドレスした時の感覚に違和感を感じる人は思い切って、是非、線なしスタイルも試してみてはいかがでしょうか。
その時は、
ラインを目でなぞって そのラインに乗せてボールを転がす
という意識も合わせてやってみて下さい。
「ラインに乗せてカップに届かせる」という一つの意識に集中できます。
みなさんのパット数が減りますように☆