いまなお人気が止まらない日本シャフトのN.S.PRO MODUS3 TOUR 105と120。
私の周りも8割のゴルファーがモーダス105か120です。
今回はモーダス105と120の各フレックス(R,S,X)の適正ヘッドスピードについて、ずばりお答えします!
モーダス105と120のカタログスペック
まずは、モーダス105と120のカタログスペック値です。
重量は同フレックスで8gの差です。
トルクはほぼ同じ。
105は元調子、120は105より中寄りの元調子です。
モーダス105と120の硬さの違いについて
同じフレックスで、105は120より少し硬めです。
硬さ: 105>120
例えば105のSと120のSでは105の方が少し硬く感じます。
硬さ例: 105S>120S
120のSは105のRと同じくらいです。
105R≒120S
振動数をご紹介します。タイトリストAP2のヘッドをつけた7番アイアンでの計測結果です。
フレックス | Modus 105 | Modus 120 |
R | 321cpm | 303cpm |
S | 332cpm | 320cpm |
X | 345cpm | 333cpm |
ヘッドの重さや重心位置などによって変動するので、他のサイトで紹介されている数値と若干の差はあると思います。ちなみに、ヘッドが重ければシャフトが大きく動くので振動数は減り、軽ければ増えます。
数値をみてもやはり両者にワンフレックスの差があります。
モーダス105と120の適正ヘッドスピード
テスト方法
試打室が自由に借りられるゴルフショップでテストさせて頂きました。
ヘッドスピードの違うゴルフ仲間2人と行き、打ち比べをしました。
◆ 43~44m/s のテスター(自分:HDCP7)
◆ 46~47m/s のテスター(Aさん:HDCP10)
◆ 49~50m/s のテスター(Bさん:HDCP11)
左右の曲がりの量、タイミングの取りやすさ、振り心地、客観的な目などからの総合判断で、各自どれが合うかを話し合って決めました。
テスト結果
テストの結果、私たちの総評は次の表のようになりました。
【Modus 105】
フレックス | 自分 43~44m/s | Aさん 46~47m/s | Bさん 49~50m/s |
R | ◎ | 〇 | X |
S | 〇 | ◎ | ◎ |
X | X | △ | 〇 |
【Modus 120】
フレックス | 自分 43~44m/s | Aさん 46~47m/s | Bさん 49~50m/s |
R | △ | X | X |
S | ◎ | ◎ | △ |
X | X | 〇 | ◎ |
※数値はドライバーでのヘッドスピード[m/s]です。
モーダス105と120の適正ヘッドスピード
上記の結果をもとに作成した適正ヘッドスピードがこちらの表です。
こちらの表を参考にして、できれば試打をしてみて頂いて、リシャフトやクラブ購入の判断材料にして頂けたら嬉しいです。
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アイアンのシャフトをモーダス120から105にリシャフト!120と105を徹底比較しました