ゴルフを始めて以来、ドライバーのシャフトのスペックを6Sから一度も変えたことがなかったのですが、特にトレーニングをしているわけでもないので、年々少しづつ重く感じるようになってきました。
ラウンドの終盤になるとスイングの切れがなくなり、右にも左にも曲がってしまうので、上がり3ホールでスコアを落とすことが多いです。
ヘッドスピードはずっと45~46m/sくらいでしたが、今は43~44m/sくらいになっています。
ゴルフ仲間からのアドバイスもあって、ドライバーのシャフトのスペックを今回初めて5Sに落としてみることにしました。
ツアーADのIZ6Sから5Sにシャフトを交換。
これが見事にはまって、飛距離も伸びるし、上がり3ホールでスコアを落とすこともなくなりました!
だったらこれに合わせてアイアンも!
というわけで、先日購入したシャフト抜き器を使いたいのもあり、アイアンも軽量化へシフト。
アイアンをリシャフトすることにしました。
なぜ軽量化がいいのか?
数年前までクラブは振り切れる範囲で重い方がいいと言われていて、私も”少し頑張る”くらいの重さのクラブを選んでいました。
しかし今や、軽硬(かるかた)なんて言葉が流行るようになり軽量で硬いクラブを選ぶ人が増えています。
この云われの根源はアメリカツアーUSPGAでクラブの軽量化が始まったことにあります。
アメリカツアーの選手たちが軽量化を始めた理由としては、
●年々大会コースの総距離が伸びている対応策として、飛距離を伸ばすためにヘッドスピードを上げたい。
●総距離が伸びるということは歩く距離も増えているため、クラブを振ることによる18ホール4日間の負担を減らすことで、体力を温存させる。
といったことのようです。
アマチュアにはあまり関係ないことのように思いますが、飛距離を伸ばす、体力を温存させるという点では求めたいところです。
歳を重ねると飛距離も体力も落ちてくるので、クラブの軽量化はスコアを作るために取り入れてもいいのではと私は思います。
アイアンをリシャフト|モーダス120Sからモーダス105Rへ
モーダス120Sから軽量化するにあたり、どのシャフトにすべきかいろいろと調べ悩みました。
モーダスに限らず、またカーボンシャフトも含めて幅広く探しました。ゴルフショップでの試打、中古ショップのレンタルなども利用して。
いろいろ試した結果、やはり重量だけを落として、振り心地は変えたくないという気持ちが強くなり、結局、モーダス105に落ち着きました。
そして次は、105のフレックスに悩みました。
”S”にするか”R”にするかです。
何にも考えなければ、重量を落としたいだけなのでSを選ぶところですが、ネットの評判では、105のSは硬すぎるとされていたので、Rも検討する必要がありました。
しかし105のSはどのくらい硬いのか?
フレックスだけ聞くと、R!?って感じで不安で仕方ありません。
柔らいんじゃないかととても不安でしたが、「ひとまず7番アイアンだけリシャフトしてみて、良ければ他の番手もリシャフトしよう!」と決心し、7番アイアンをモーダス105Rにリシャフトすることにしました。
\★モーダス105シャフト単体はこちら★/
リシャフト後の仕上りは?モーダス120Sと105Rの総重量・振動数・バランスを比較
リシャフトの方法についてはここでは割愛させて頂きます。
自分でリシャフトできると好きなように試せるので、ほんとにおすすめです。是非挑戦してみてください。
7番アイアンのリシャフトが完了し、総重量と振動数とバランスを測定して比較してみました。
【7番アイアン★ヘッド:タイトリスト716AP2】
モーダス120S | モーダス105R | |
総重量[g] | 427 | 416 |
振動数 | 320 | 321 |
バランス | D1.5 | D1 |
※長さはどちらも37インチです
なんと、
- 重量: 11g減
- 振動数: ほぼ同じ
- バランス: ほぼ同じ
という結果に。
重量が約10g減っただけになりました!
狙い通り!
しかし数字だけでは自分に合うかどうか分かりません。
早速、モーダス105Rの7番アイアンを持って練習場に行きました。
モーダス105Rを打ってみた結果は・・・?
120Sと振り心地は変わらず、なんと言っても軽い!
思いっきり振れる!
振れるから飛距離も伸びて、高さも出ています。
もっと早く変えてればよかった。。
練習場から帰ると、迷わずモーダス105Rの残りの番手を購入しました。
そして、全番手リシャフト。
それからラウンドに行きましたが、ほんとに疲れ方が違います。ベストスコア更新とはいきませんが、安定していい結果が出ています。
「軽量化」、めちゃくちゃおススメです!!