しまった!木の後ろにボールが・・
でも、木との距離はあるので、番手選びがうまくいけば超えられるというシチュエーション。
あなたなら番手をどうやって決めますか?
この番手なら超えられる!と確信が持てなければミスを誘発する
飛距離的にはグリーンまで7番アイアンで届くけど、目の前の木が超えられるか・・
全く検討がつかないので一か八かで打ってみます。
しかし結果は、一か八かなので少しでも高くあげようとして下から入ってダフったり、顔が起きてトップしたり・・・
ミスを誘発してしまいます。
この番手なら大丈夫と思えてからスイングしなければ、いつものスイングはできません。
ではどうやって番手を決めたらよいでしょうか?
番手別高さの目安 木超えの番手選びはこう考える
下の図を見てください。
①はフェース面のライン
②はアイアンのシャフトのライン
③はフェースに垂直のライン
④は地面のライン
です。
①と③は直角、②と④も直角の関係です。この時①と②の作る角度と③と④の作る角度は同じになります。
つまり③はボールの飛んでいく角度となるため、使おうとしているアイアンのフェースとシャフトの角度を使って、木が超えられるかどうかが判断できます。
それではどうやってやるのか。
ボールの近くで飛球線上にアイアンを寝かせて置きます。この時ヘッド側をボールに、グリップ側を木に向けて置きます。
そしてフェースを上(空)に向けます。
準備ができたらフェースを踏んで下さい。
シャフトが起きますよね?
そのシャフトの方向②がボールが飛んで行く高さです。
グリップエンドが木よりも上を向いていれば、木を超えられることになります。
但し・・
これはあくまでも目安です。
ハンドファーストを強くして打てば球は低くなりますし、シャフトによってもボールの高さは変わります。
スチールシャフトのNSProは高く上がりやすいですし、カーボンシャフトも上がりやすいです。
「目安」ではありますが、全く検討もつかななくて不安な気持ちで打つより、ずっと結果はよくなります。
私はこの方法で確認して超えられなかったことはまだないです。
もっと簡単に
アイアンを寝かせて踏んで確認するなんて、ちょっと恥ずかしいという方には、もう一つ簡単に確認する方法があります。
ボールと木を横から見て「木の高さ」と「木とボールとの距離」を確認します。
「木の高さ」=「木とボールとの距離」であればPW
「木の高さ」×2=「木とボールとの距離」であれば5I
「木の高さ」×3=「木とボールとの距離」であれば3W
で超えられます。こちらもあくまで目安です。
まとめ
グリーンまで7番アイアンの飛距離だけど超えられないと判断される時は、勇気をもって超えられる番手まで落としましょう。
一か八かで7番のまま打ち木に当たってしまえば、ショックで次のショットもミスするでしょう。そうなってしまったらダボ以上は確定です。
それよりも番手を落として花道辺りに持っていき、3打目勝負した方が良くてパー、悪くてもボギーで済みます。
この方法、試してみたくないですか?
木の後ろに行くのが楽しみですね♪^^;