ゴルフをテレビで見ていたり、ゴルフ仲間との会話の中で、よく「ターフ」という言葉をよく耳にします。
「ターフ」とは芝のことです。そしてこちらもよく聞くゴルフ用語ですが「ディボット」、これも芝のことです。
ともに芝という意味なのですが、では違いって何なのでしょうか?
ここでは「ターフ」と「ディボット」の違いについて、分かりやすく図解付きで解説します。
ターフとは
ターフとは英語で「Turf」と書き、日本語で「芝」の意味です。
そして冒頭でもお話しした通り、実は「ディボット(Divot)」も「芝」の意味です。
この二つはどのように違うのでしょうか?
よく勘違いされるのは、アイアンショットによって削り取られた芝を「ターフ」、ターフが取れた跡を「ディボット」と思われていることが多いですが、正しくは次のような意味になります。
ターフとディボットの違い
実は次のようなはっきりとした違いがあります。
- 【地面に生えている芝】 ターフ
- 【アイアンショットで芝を削ること】 ターフを取る
- 【取れた芝】 ディボット
- 【取れた芝の跡】 ディボット跡、ディボットマーク
つまり、ディボット跡にボールが入った時に、「ディボットにボールが入った」と言う人がいますが、実は正確には違うわけです。
上の図でいくと、「ディボットにボールが入った」と言うと、取れた芝の下にボールが入ったようなイメージになるので、正しくは「ディボット”跡”にボールが入った」と言うのが正解です。
重箱の隅をつつく様な話しになってしまいましたが、厳密に言うとそのような違いがあります。
「ターフ」も「ディボット」も同じ「芝」という意味ですが、
- 「ターフ」は生えている芝のこと
- 「ディボット」は削り取られた芝のこと
になります。
ゴルフ仲間とこのような会話になった時に、話題の一つにしてみてはいかがでしょうか。