私はずっとパターが苦手で、80台前半が出てもパット数は36を切るのがやっとでした。
「ショットはうまいけどパットは下手くそだなー」と何度言われたことか。。
悔しくて悔しくて、パターマットで練習していましたが、一向にパット数は減りません。
それはそうです。
真っすぐ打てても、相手は傾斜のあるグリーン。グリーンが読めなきゃ入りません。
悩みに悩み、ネットで調べたり、本を読みあさりました。
そしてついに辿り着いた、求めていたグリーンの読み方の理論。
同じように悩まれている方に是非お伝えしたいと思い、記事にすることにしました。
この理論を習得して、パット数30切りを達成しましょう!
グリーンの傾斜の読み方
私がこの理論を知ったのは、この本からです。
※お伝えしておきますが、この本の著者の回し者でも、宣伝でも、何でもありません。
「パット・エイミング教本(著:細貝隆志さん)」です。
この本を読んだ時はほんとに目から鱗でした☆
傾斜の読み方だけでなく、距離感の出し方やスネークラインの読み方や2段グリーンの読み方まで、この本に書いてあります。
全てをご紹介するのは難しいので、ここでは傾斜の読み方だけご紹介します。
傾斜はうねうねと波打っている場合もありますが、ここでは板を斜めにしただけの傾斜で考えます。波打っている傾斜はその応用と考えてください。
では早速、グリーンの傾斜の読み方について説明します。
仮想カップを想像する
まず、板を斜めにして一番低いところから打つことを考えます。
この時は上りの真っすぐのラインになることは皆さんも容易に分かると思います。
そして、もしこれが平らだったら(傾斜がなかったら)、カップをどのくらいオーバーするように打てば入るかを想像してください。ゴミ箱に丸めた紙くずを投げ入れる時のように、おそらくほとんどの人は、感覚的に分かるのではないかと思います。
そして、そのオーバーさせる位置に仮想カップを想像してください。
真っすぐの平らだと思って、その仮想カップに向かって打てばいいわけです。これは誰でもわかると思います。
仮想カップが既に上りを計算した距離なので、当たり前ですが、上りだと思って仮想カップに打てば大オーバーしてしまいますのでご注意を。仮想カップの意味がなくなってしましますので。
ちなみに「パット・エイミング教本」では、
(例えばボールとカップの高低差が10cmの上りなら、100cm=1m先に仮想カップを想像する)
とあります。(8.5フィートの場合)ボールとカップの高低差を横から見て、その10倍の距離をカップオーバーさせるように打つといい結果が得られます。
最初は慣れないかもしれませんが、自分の感覚や経験からの微調整を加えながら、是非自分のものにしてもらえたらと思います。
仮想カップができたら
その仮想カップさえできれば、あとはカップから同じ距離であればどこから打ってもその仮想カップに向かってまっすぐ打てばいいわけです。
皆さんが行うことは、
②自分のボール位置からその仮想カップに向かって打つだけ。
(強さは仮想カップまでを平らだと思って打つタッチでOK)
この2つだけです。ほんとにシンプルですよね!
ゴルフはいかにシンプルに考えるかが上達には欠かせない要素の一つだと思います。この理論はまさにそれを達成することができ、私にとってパット数30切りの壁を乗り越える大きな財産の1冊となりました。
\★パット・エイミング教本(著:細貝隆志さん)はこちら★/
グリーンの読み方に悩まれている方に、本当におすすめの1冊です。
2段グリーンの読み方も書いてありますが、理論があることを考えたこともありませんでした。そして、この本で2段グリーンの読み方を納得することができ、ラウンド中の実践でも楽に寄るようになりました。
まとめ
パットに関する本を何冊も読み、時にはメンタルや体幹の本も読みました。ですが、この本が一番理論的で納得のいくものでした。
80前半のスコアでも、パット数は36を切るのがやっとでしたが、この理論を習得してパット数が30を切れるようになり、70台が頻繁に出せるようになりました。
グリーンの読み方に悩まれている方。
是非実践してみてください!
パットがほんとに楽しくなりますよ☆