手打ちでも80台でまわられる方はいらっしゃいますし、私の周りにも実際にいます。
しかし平均的なラウンドスコアを聞くと、やはりばらつきがあるようで、安定したスコアでまわれるようになりたいと、悩んでいらっしゃいます。
上級者ほど体打ちを習得しているので、プロレベルで練習されていれば別ですが、やはり我々アマチュアが安定したスコアでまわるには体打ち習得が必須です。
ゴルフをしているからにはやはり綺麗なスイングと言われたいですよね。
体打ちを習得して周りのゴルフ仲間に
- スイング変わったね
- 綺麗なスイングだね
と言われたいものです。
こちらの記事を読んで練習を実践すれば、誰でも体打ちを習得できます!
そして体打ちを習得すれば、もれなく大幅な飛距離アップもついてきます。
この記事を最後まで読んで頂き、皆さんのお悩みの解決になれば嬉しいです☆
なぜ手打ちだとスイングが安定しないのか
なぜ手打ちではスイングが安定しないのでしょうか。
手打ちはつまり手の力、腕の力、肩の力、を使っています。手・腕・肩はとても器用なので、力をいかようにも加減できます。
力の入れ具合によって、クラブの軌道が変わったり、フェースの向きが変わったり、スイングスピードが変わってしまうのです。
なのでテイクバックから、ボールにヘッドがたどり着くインパクトまでに使われた手・腕・肩の力の加減によって、放たれたボールの結果がばらつくわけです。
その力加減を一定にすることはどんなに気を付けても、その時の体調や疲れ具合によって、器用な腕たちは本能的に力加減を調整してしまいます。
体打ちは上半身の力をほとんど使いません。
動かすのは下半身です。
トッププロでも上半身ムキムキなプロはいますが、それは腕の力を使うためではなくて、体幹を鍛えた結果と私は思っています。
つまり上半身を必要最低限しか使わず、下半身でスイングをするのが体打ちです。
体打ちがスイングを安定させます。地面に足がついていて安定しているからです。
どうすれば手打ちが直るのか
肩から下をテープでぐるぐる巻きにして、腰の高さまでの範囲でスイングすることを想像してみてください。
下半身を使わないとスイングできないと思います。
まず足で右方向に身体を揺らしてテイクバックし、左足を踏み込んでクラブを戻してくるとスイングできます。
手打ちを直すためには、手を使わず、足を使ってクラブを振るのです。
具体的な練習方法を次にご説明します。
必ず習得できる!体打ちの練習とは
アドレスした時に腕と肩で三角形ができると思いますが、この三角形が崩れないように、アドレスが6時としたら8時の位置まで(9時まで上げると崩れるので)上げて、4時の位置まで降りぬく練習を、足を使って振り子のように動かして連続で行ってみてください。
この時必ず、腰や膝の下半身を使って行ってください。上半身は力感ゼロ、脱力です。
腕の三角形が腰や膝によって、振り子のように振られるのを感じてください。
これが体打ちの感覚です。
上半身の力を使わずにクラブが振れますよね。
スイングが綺麗な人が力が入っていないように見えるのはこのためです。「見える」ではなくて、実際、力は入っていません。
もちろんボールを置いたら、打つこともできます。しかもボールに当てようという意識がなくても、振れば当たります。体が接地している「地面」により近い「下半身」しか使っていないので、アドレスした位置に必ず戻ってくるからです。
再現性がいいので、安定もします。
8時~4時で慣れてきたら、徐々にトップまで上げてみましょう。8時までは肩と手が作る三角形でしたが、8時より上は右ひじを折りながらあげることになるので、ひじと手が作る三角形になります。これを崩さないように上げていきます。
8時~4時では振り子のように振っていましたが、8時より高く上げる と今度は、上げたクラブと腕を、下半身を使ってボールに向かって引っ張り下ろす感覚です。
この時も上半身に力は要りません。
上げたクラブを下半身で引っ張り下ろす感覚を感じてください。その感覚で、クラブをスイングしてアドレスの位置にヘッドが下りてきて、地面を擦ることができるように、何度も素振りしてみてください。
慣れるまで時間がかかるかもしれません。そして最初は自分のゴルフが崩れるかもしれません。
でも自分のゴルフを変えたいのであれば、是非続けてください。
その努力の先に、
- 綺麗なスイング
- 気持ちのいいインパクト
- 安定したショット
- 80台で毎回まわれるスイング
が待っています。必ず体打ちは習得できます!
そしてもちろん、手打ちの方に悩みの多い飛距離アップも手に入れることができます。ドライバーで、振っている割に200ヤードしか飛ばない人も、体打ちに慣れてきたときには30ヤードは必ずアップします!
手打ちから解放!体打ち習得のおススメ練習器具3選はこれ!
私はこの練習をしていたとき、ベルトを工夫して使って両腕をしばって、三角形が崩れないように練習していました。
今はそんな練習器具も求めやすいお手頃な値段で売っているので、ご紹介したいと思います。
おすすめ第1選
\★mirageスイング矯正ベルト★/
まさに私がベルトで縛って練習していたときのイメージと同じ商品です。
8の字の形状をしていて、8の2つの穴の箇所に腕を通して使います。
かさばらないですし、バックに常に入れておくことができます。
おすすめ第2選
\★三角形スイングトレーナー15★/
先程のバンドタイプではフォロー以降、そしてフィニッシュが取れませんが、こちらは片方の腕に器具を取り付けて、この器具から腕が離れないようにスイングする練習器具です。
フォロー以降では腕は離れていかないといけないので、固定しないこのタイプですと、きちんとフィニッシュまでの練習ができます。
おすすめ第3選
\★谷 将貴コーチ監修 シンプルマスターキャンディボール★/
こちらは先程のタイプと似ていて、固定しないタイプです。ゴルフ仲間が持っているのを使ってみたことがありますが、ゴム質の柔らかめのボールで、これをストラップで首からぶら下げて腕にはさみ、落とさないようにスイングして練習します。フォローまではボールを挟み続けますが、フォロー以降は腕を離していく必要があるので、フィニッシュではボールが落ちているのが正しい動作です。
バンドタイプなど、腕を固定しているとどうしてもスイング以外の動作ができないので、クラブを変えたり、ボールを動かしたり、飲み物を飲んだりすることが難しくなります。ボールをはさんでいるだけ、しかも首からぶら下げているだけの、こちらの商品は手軽に使用できてとても扱いやすいです。
まとめ
手打ちからの脱却を本気で目指している方には、本当におすすめの練習方法です。
是非、体打ちを習得して、綺麗なスイングを手に入れて、飛距離も大幅に上げてもらい、もっともっとゴルフを楽しんでもらえたら嬉しいです。