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HS44m/sの私が実施したRZN(レジン) MS-TOUR Golfゴルフボールのラウンド試打レビュー|タイトリストProV1との比較

前回に続き、RZN(レジン)ゴルフボールの紹介です。前回はディスタンス系のHS-TOURの方でしたが、今回はスピン系のMS-TOURの方をレビューしたいと思います。

 

RZNゴルフボールは、今試打レビューなどが続々とネット上にアップされていて、注目されているゴルフボールです。

 

今回ラウンドで、ディスタンス系のHS-TOURをタイトリストProV1xと比較して3ホール試打しましたが、別の3ホールで今度はスピン系のRZN MS-TOURをタイトリストProv1と比較したので、それをこちらでレビューしたいと思います。

 

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RZN MS-TOURゴルフボールの紹介

こちらがRZN(レジン) MS-TOUR Golfです。

 

 

特徴

ディンプルの中に、40~50くらいだと思いますが、さらに小さく細かいくぼみがあけられています。マイクロディンプルと呼んでいて「飛距離を高め、濡れても滑りにくくする」と謳われています。優れた空力特性を生み出す、他のゴルフボールにはないRZNゴルフボール独自の特徴です。

ボール表面はウレタンカバーで、光沢のあるコーティングが施されており艷やかです。ウレタンカバーは柔らかめで、キュキュといった肌触りがあります。ゴルフクラブのフェースにくいついて、いつまでも乗ってくれそうな感じがします。

 

パッティングアライメントライン

最近はどのメーカのボールもほとんど付いていますが、このボールもちゃんとパッティングアライメントのラインが付いてます。

 

私はパットの時、ボールのラインを合わせないタイプのなので、残念ながら出番がないですが^^;

 

推奨ヘッドスピード

このゴルフボールの推奨ヘッドスピードは44m/s以下となっています。私は44~45m/sくらいなので、ちょうど推奨ギリギリです。

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試打レビュー

ラウンドで使用した感想です。周りにあまり迷惑をかけられないので、3ホールRZN MS-TOURとタイトリストProV1xを、ドライバー・アイアン・アプローチ・パットで各1回づつ打たせてもらいました。

 

ドライバー

 

 

タイトリストProV1

RZN MS-TOUR

打感の硬さ

★★★

★★★

飛距離性能

★★★

★★★

弾道の高さ

中高

ProV1はフェースに吸い付いて弾いているような柔らかさがあり、ソフトな打感が好きな人に高く評価されていますが、RZN MS-TOURはProV1よりも少し硬い感じがしました。とにかく柔らかいタイプを好まれる人は、ソフト感に物足りなさを感じるかもしれません。

 

飛距離は4ヤード程度、RZN MS-TOURの方が飛びました。ディスタンス系対決でもRZNに軍配があがりましたが、スピン系対決でもRZNが勝利です。

 

弾道もProV1より高めになりました。

 

アイアン

 

 

タイトリストProV1

RZN MS-TOUR

打感の硬さ

★★★★

★★★★

飛距離性能

★★★★

★★★★

弾道の高さ

中高

ドライバーの時と違ってアイアンの時の打感の違いは、ほとんど感じませんでした。ProV1と同じくらい柔らかめに感じます。

 

飛距離は1~2ヤードの違しかなく、ほとんど変わらない印象でした。

 

弾道はドライバーと同様、ProV1より少し高めに感じました。

 

スピンも効いて、しっかりと止まってくれていました。

 

アプローチ

 

 

タイトリストProV1

RZN MS-TOUR

打感の硬さ

★★★

★★★

スピン量の多さ

★★★★

★★★★

アプローチでも打感は少し硬めです。

 

ですが、スピンはProV1より効く感じがありました。キュキュッとした肌触りの表面加工の効果でしょうか。表面は柔らかいけどコアがしっかりとしているという感じを、アプローチの時に受けました。

  

パット

 

 

タイトリストProV1

RZN MS-TOUR

打感の硬さ

★★★

★★★

パットの時の打感はProV1と同様柔らかめに感じ、両者はほとんど変わりませんでした。同じような打感に感じます。柔らかめの打感が好きで、柔らかめの方がタッチが合いやすい人は、是非試してみてもらいたいです。

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総評

RZN HS-TOURとタイトリストProV1xの比較に続き、RZN MS-TOURをタイトリストProV1と比較しましたが、ドライバーでProV1より飛んだこと、そしてアプローチのスピン性能がProV1より勝っていたことはかなり高評価できると思います。

 

値段もProV1より15%くらい安いです。

 

アプローチやパットは打感の違いが顕著に感じられてしまうと、距離感・タッチが合わなくなるので、なかなかゴルフボールを変えるのは難しいですが、タイトリストProV1からの乗り換えでいうと、打感がほとんど変わらなく感じたのでお薦めできます。

 

また、柔らかめの打感が好きな人は使ってみてもらいたいです。

 

ネットで検索してみても注目されつつあるのは間違いなさそうなので、今回検証したレビューの通り性能も申し分ないですし、持っていれば流行先取りでゴルフ仲間との話題のネタにもなるのではないでしょうか?

 

ProV1xより飛んで、スピン性能は変わらず、打感も硬めで、ProV1xより安価です。

 

ご興味のある方は、是非お試しください!