90切りを目指すようになってくると、ボールをクラブヘッドの芯でとらえるというのは、グリーンオンさせるために必須になってきます。
芯をとらえなければ飛距離も変わるし、方向性も悪くなってしまうからです。
今回は、クラブの芯にボールが当たる確率がアップできる方法についてご紹介したいと思います。
アイアンの芯の場所ってどこ?
アイアンの芯は
- 左右はスコアラインの真ん中
- 上下は下から4本目のスコアライン
です。
厳密に言うとヒールよりのものがあったり、やさしめのクラブほど下の方になるようですが、ここに当たるようにしていれば、ほとんどのアイアンに対応できます。
芯に当たらない・・ではどこに当たっているか調べてみよう
まずはどこに当たっているか確認してみましょう。
当たっている場所によって、対策方法が変わってきますので。
ボールが当たると跡が付くシールを使うと簡単に分かります。
このシールをフェースに貼って、7か8番アイアンくらいで、5球くらい打ってみましょう。
どこに当たったでしょうか?
当たった場所によって、次のように対処してください。
ヒール寄りに当たっている場合
ボールとの距離が近過ぎる
単純にボールとの距離が近いために、ヒール寄りに当たっている場合があります。
ボール1個分離れてみましょう。
ダウンスイングがインサイドから入り過ぎてる
この場合もヒール寄りに当たってしまいます。
ダウンスイングの軌道はテイクバックによって変わってきますが、アドレスの位置から真っすぐにヘッドを引くことを意識してテイクバックしてみましょう。
シャフトが合っていない|硬すぎる
通常インパクトでシャフトはトゥが下がるように曲がる、トゥダウン現象が起きます。
シャフトが硬すぎる場合、本来の曲がり度合にならずトゥダウンしきらないため、ヒールに当たってしまいます。
1フレックス柔らかいものをお店で試打するなどして確認してみましょう。
トゥ寄りに当たる場合
ボールとの距離が遠過ぎる
つま先に体重が乗り過ぎていませんか?
ボールとの距離が遠くなっているかもしれません。
ボール1個分近くにアドレスしてみましょう。
ダウンスイングがアウトサイドから下り過ぎている
ダウンスイングがアウトサイドから入ってくることで、トゥ側に当たりやすくなってしまいます。
そのような時は、テイクバックを低く長く引いてみて下さい。肩の回転が大きく、また捻転が深くなり、ダウンスイングがインサイドから下りやすくなります。
これはスライスの防止にも役立ちます。
インパクトでコックがほどけている
手首の角度が保てず、インパクトで早めにコックがほどけているかもしれません。
アドレスでトゥを少しだけ浮かせて、少しハンドダウン気味に構えます。
あとはいつも通りスイングするだけで、コックがほどけにくいスイングになり、トゥ寄りに当たるのを防げるかもしれません。
フェースの上部に当たる場合(球が吹き上がる)
ダウンブローが強すぎ、フェースの上部で打ってしまっています。
スピンがかかり過ぎてしまうため、吹き上がるような球筋になり飛距離もロスしてしまいます。
下過ぎる場合(トップばかり出る)
インパクトで前傾姿勢が保てず、体が起きてしまっているかもしれません。
アドレスでかかと体重になっていないか確認しましょう。
またインパクト後も前傾姿勢を保ったまま、目でボールを追う意識を持つのも効果的です。
まとめ
今回ご紹介したミスは全て経験していて、解決法も自分で試行錯誤して見つけたものです。
実践して検証済みですので、是非試してみて下さい。