90切りスキル

ゴルフのラウンド前の打ちっ放し練習でナイスショットを打つことよりも大切なこと

ラウンド前に打ちっ放し練習をして、調子が良ければ何の問題もありませんが、1球ミスが出て、2球目もミスで、それを直そうと球数が増え、不安を抱えながらスタートホールに向かう、なんてことはありませんか?

 

ラウンド前の打ちっ放し練習では、ショットを直す必要はありません。そこで直そうとしてももう遅いです。ショットを直すことよりも大切なことをするために、打ちっ放し練習をしましょう。

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ラウンド前の打ちっ放し練習がなぜ必要か

私はゴルフ歴18年になりましたが、ゴルフのラウンド前に打ちっ放し練習をするようになったのは、ここ3年くらいです。それまではゴルフ場に30分前に行き、パターの練習をするだけでした。

 

それが打ちっ放し練習を必ずするようになったのは、あるプロゴルファーと出会ってからでした。

 

3年前のある日、知人の紹介でプロゴルファーにラウンドレッスンをしてもらうことになりました。そのプロは、私達なんかとのただのラウンドレッスンにも関わらず、1時間半前に来て、ストレッチ、打ちっ放し練習、パター練習、をしていました。

 

試合でも何でもないプロがほぼ試合の時と同じルーティンでこんな時も準備していることに、私は驚きました。

 

プロに、

「ラウンド前には必ず打ちっ放し練習をしているのですか」

と聞くと、

「身体が資本なので怪我をしないためにっていうことと、その日の調子やどんな球が出やすいのかを知るためには必要です。」

と答えました。

 

私なんて、いいスコアを出したいと望んで来ている割に打ちっ放し練習もせず、スタートホールの1打目がミスになって凹んだりして、それは当然です。

 

その次のラウンドから、必ずラウンド前に打ちっ放し練習をするようになりました。そして、スタートホールのナイスショットの確率は格段に上がりました。3番4番ホールくらいから調子が上がってくるのと、1番ホールからエンジン全開とでは、やはりゴルフの楽しさが変わります。

 

ワンコイン分お金がかかることではありますが、それに代えがたい一日を得ることができます。

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ラウンド前の打ちっ放し練習ではショットが悪くても気にしない|それよりも大切なこと

プロでもいつもはドローが持ち球だけど、時にはフェードしか出ない日もあるそうです。そういう日はフェードを受け入れて、フェードでラウンドをするそうです。

 

ラウンド前の打ちっ放し練習で、いつもと違う球筋が出ると、その場で直そうとしてしまいがちです。そして球数が増えて、2コイン目、3コイン目と収拾がつかなくなり、スタートの時間が来てぐちゃぐちゃなスイングと気持ちのまま、1番ホールをOBでスタート。このような事態が起きてしまいます。

 

それよりも大切なことは、スイングすることでウォーミングアップとして身体を温めること、そしてその日の自分の調子を知ることです。

 

いつもと違うなら違う自分を受け入れて、違う自分でラウンドに望みましょう。その方が、違う自分と闘いストレスを抱えながらラウンドするよりも、何倍も良い結果が出ますので。